@article{oai:aichiu.repo.nii.ac.jp:02000874, author = {安福, 恵美子 and YASUFUKU, Emiko}, journal = {地域政策学ジャーナル}, month = {Mar}, note = {本稿では,自身の居住地域が「観光地」としてデスティネーションとなる地域の住民意識を観光空間のマネジメントという視点から考える。そのため,まず,観光振興が推進されている自治体から公開されている住民の観光振興に対する意識アンケート調査結果,および筆者による札幌市,京都市,鎌倉市の住民を対象としたアンケート調査結果をもとに,観光振興に対する住民の多様な意識から地域ツーリズムの課題を示す。さらに,住民自身が「ここは観光地ではありません」と外部に発信するとともに,コントロールされた地域資源の見学ツアーを実施している滋賀県高島市針江区における「針江生水の郷」の観光実践を「観光地ではない観光地」におけるデスティネーション・マネジメントとして捉える。そして,この事例をもとに,近年,いわゆる「オーバーツーリズム」という現象がみられる「観光地」と呼ばれる地域における住民の観光振興に対する住民意識を秩序という視点から考察することにより,地域ツーリズムによって創出されるプロダクトの社会的価値を考える上で,住民というステークホルダーの重要性について指摘する。}, pages = {25--36}, title = {「観光地ではない観光地」の事例から考えるデスティネーション・マネジメント}, volume = {13}, year = {2024} }